まるまる、藤樹園盆栽フェスを終えての感想。

こんにちは。

溜まりに溜まった洗濯物を片付け、部屋の掃除を始めようと思いましたが、いざやろうかと思うと面倒になり、逃げるようにブログを書き始めました。

10/23.24でまるまるひがしにほんのイベント

11/6.7で藤樹園盆栽フェス

これを終えてやっと一息つけそうです。今週はYouTubeもお休みです。ストックもないですし。

明日からはカメラマンのお仕事が入ったので数日間働きに行ってきます。YouTubeじゃ食べていけませんのでね。

YouTube仲間の弌屋さん曰く、「盆栽Qは上手くいっているように見えちゃうから、苦労しているところも見せたほうが良い」との事です笑

そのあたりも少し垣間見えるような、二つのイベントの感想と裏話をつらつらと書いていこうと思います。

まるまるひがしにほんのイベントについて

まるまるひがしにほんのイベントは大成功と言って良い内容で、施設の歴代最高来場者数の更新をしました。

このイベントの目的は「大宮盆栽のPR」が目的で、15,000人の入場者数は喜ばしい事です。

来場者のほとんどが盆栽未経験者で、「大宮=盆栽」の印象と実際に数百~数千人?の手に盆栽を届けることが出来たので、さいたま市の方々や盆栽村の方々も喜んでいます。

しかし個人的には少し悔いの残る内容でした。

まるまるのイベントをする際に大宮盆栽の組合会議で、各園の方々にむけて、「まるまるの歴代最高売り上げ○○○万円を超えさせます!」と言ってしまったからです。

この発言には普段重い腰を上げて貰えない方にも、こちらの本気度を伝えるためのものです。結果的に今回のイベントは全ての園が協力的に参加してくださり、成功という形で終わりました。

しかし最高売り上げを超えることは叶いませんでした。

今回のイベントは、さいたま市が大宮盆栽組合に依頼、大宮盆栽組合から盆栽Qに委託といった形で行っており、市の職員さんと盆栽師と僕が協力して企画しています。

この中で広告、マーケティングの経験者は僕しかいないので自分の役割はそこにあると考えていましたので、

目標売上が達成できなかったのは僕の憶測の見誤りが原因で、もっと対策があったのではないかと反省し、次回行う際には改善させたいと思います。(その辺の話は長くなるので割愛しますが)

なので素直に喜べない結果となりました。お笑いライブ配信の音声ミスも悔しい…。

しかし結果的に見れば成功。多くの人に「大宮は盆栽の街」と印象付けることが出来ました。

大宮盆栽の質の高さと、各園の方々のお陰です。本当に頭が下がります。個人的には萬青園さんと清香園さんとはまだちゃんと絡めていなかったので嬉しかったです。

あと、さいたま市の職員さんがめっちゃ仕事出来ました。イベント後も何度も盆栽園に顔出してくれます。また一緒に何か出来ることを楽しみにしてます。

2度目の藤樹園盆栽フェス

本当は10月に藤樹園盆栽フェスを行う予定でしたが、まるまるが急遽決まり、11月の第一週目へと変更しました。

実はカンタさんは、市と連携して東京、金沢、仙台へと展示やパフォーマンス、販売などの企画も進行中です。

ただでさえ1人で藤樹園を切り盛りして大変なので、「今回のフェスは中止にする」という話にもなりました。

多くの時間を共に過ごしている僕は、彼が大変なのも重々承知しています。

僕はこう言いました。

「バッキャロー!若いうちの苦労は買ってでもしろ!!」

と昭和の親父宜しく、半ば強引にフェスを行う事を決めました。

藤樹園盆栽フェスの告知は薄っすらしていましたし、盆栽教室の生徒の士気も上がるイベントです。

なにより前回のイベントでは、カンタさんが大きく成長できたと実感したのでやった方が良いと即決し、心を鬼にして愛の鞭を打ち込みました。

そしてまるまるイベントが終了して、フェスの準備に移るのですが、

あれ?告知しようにも売る物も揃ってなきゃ動画作れなくね??

という事で、少ない素材の中何とか動画にフェスの内容を組み込み、イベント1週間前の商品が揃い始めた時に4日連続動画投稿し、急いでブログを書き、イベント準備をしながらも、間にカメラマンの仕事を差し込んだりしてバタバタしていました。

カンタさんはカンタさんで、通常業務に他の企画と平行しながらイベントの準備、商品の調達、生徒さんに依頼などバタバタしていたと思います。

実は今回のイベントは、事前告知期間も短く、チラシなども作らず、生徒の商品数も未知だったので、前回よりは小規模になるかもしれないと予想していました。

そんな少ない準備の中行った「第2回藤樹園盆栽フェス」結果は前回の3日間の売り上げを凌ぐ大成功となりました。

持論ですが、「成果は掛けた準備や努力に比例する」と思っています。

今回の準備は最善では無かったと思いましたが、結果は大成功。その要因を考えてみます。

1.しんとうきみこさん

今回はキミコさんに出品をお願いしました。キミコさんは現在ご病気で、この後手術を控えています。

そんな中なにか力になれればという事で、盆栽Qのキムタクこと昼間さんに商品の受け取りからPOPの作成まで色々な事をやっていただく事で、参加することが実現できました。

しかも出品だけでなく、YouTubeでの宣伝までしてくれ、尚且つ6日には店頭に立ってくれ、多くのお客さんを喜ばせてくれました。

キミコさん無くして今回の成功は無かったですし。昼間さん無くして成功もなかったです。

キミコさんを応援するつもりが逆に応援されたような、申し訳ない気持ちの所、

今回のイベントでやる気が出ました!」との連絡があり、こちらの申し訳なさも打ち消してくれるのかと、足を向けては寝れない存在へと昇華しました。

お布施にキミコさんの作った杜松を購入させていただきました。

神棚に飾らせていただきます。

2.藤樹園の生徒さん

お客さんの告知が遅くなったのと同じく、生徒さんへの周知も遅くなりました。申し訳ございません。

前回は書面を作成し1か月以上前から周知していましたが、今回は書面を作ったのも遅く、全体に周知が行き届いていませんでした。

LINEグループで告知すれば良いって?盆栽教室の平均年齢を甘く見てはいけません。

若い人も増えてますが、出品する人は全員ベテラン勢。LINEやってない人も多いです。

そんな周知が行き届かなかったにも拘わらず、想像を超える商品数が集まりました。

最初は棚が埋まるかカンタさんと心配してましたが、前回を上回る商品数が集まったと思います。本当にありがとうございました。

教室の皆様にも足を向けて寝ることが出来ません。是非住んでいる場所を教えて頂き、僕が寝る方向を決めさせていただきたいです。

何よりイベントを心から楽しんでくれている笑顔が嬉しいです。次も頑張りましょう!

3.お客さん

今回のイベントにも多くのお客さんに来ていただきました。

遠くは愛知や北海道から足を運んでくださり、「応援します!」「頑張ってください!」「芸能人に会えたみたい!」「Qさんイケメン!」(これは言われてなかった)

など温かいお言葉をかけて頂きありがとうございました。

1年前、誰も盆栽Qを知らなかった頃には想像できなかった言葉や笑顔を観れて、1日たった今改めて感慨深い気持ちです。

僕の目指した盆栽の未来に本当に少しづつですが近づいている事を実感させてくれました。改めてご来場してくれ、感謝いたします。

しかしながら言っておきますが、お客さんとして参加よりも主催者側の参加の方が断然楽しいです

今度は参加型の企画を考えてみたいなと思いました。是非お客さんから参加者になってもらえればより楽しめると思います。

とまあ、書いていけばキリがないのですが今回はCOEDOビールさんも来ていただき、

盆栽(野外だからかな?)×酒の新たな可能性も感じました。

飲んだ方は分かると思いますが開放感が最高でした。音楽フェスとかで飲むビールの感じです。COEDOビールさんもこちらの提案に快く了承してくださり、盆栽まで買っていただきチューしてギューしたい気持ちです。(中年男性より)

この辺もいつかやりたいねとカンタさんと計画しています。

つまり、、

今回の成功は本当にみなさんのおかげでした。

心からそう思います。

たしかに藤樹園フェスの企画は僕が考えました。ただ1を100にしてくださったのは皆さんです。

1を生み出す云々ありますが、アイデアには何の価値もありません。以前アンケートを取った時にも僕と同じような発想の人は何人かいます。つまり誰でも思いつくようなことです。

それを形にしてくださったのは、参加してくださった皆さんです!足を向けて寝れないので今日から立って寝るしかありません!(どうしよう)

フェスが終わってカンタさんがこう言っていました。

「最初はやらないって言っていたけど、イベントをやって本当に良かった。」

僕も本当に良かった。

次はどんな形で皆様にお会いできるか分かりませんが、今後とも宜しくお願い致します。

諦めず続けていれば、気づけば周りに助けてくれる人が沢山出来ていました。

「盆栽の未来は地獄絵図」という記事を過去に書きましたが、盆栽は必ず蘇ります。

それを叶えるのは、もしかしたらこの記事を読んでる僕たちかもしれません。楽しい未来を一緒に作れたら最高です。

では、掃除に戻ります!

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