盆栽Qとは盆栽に関する総合メディアです。
当サイトの目的は3点です。
1つ目は盆栽の普及です。
ブログや動画などをはじめ色々なコンテンツを発信し、
日本国内の盆栽文化の普及に努めていきます。
初心者に向けた盆栽の初歩的な技術の発信や、盆栽園の紹介、
盆栽界の新しいスターの発掘を目指していきます。
2つ目の目的は国内の盆栽業者の利益獲得です。
盆栽は高齢化に伴い盆栽人口は年々減少していき、需要は右肩下がりの業界です。
収支のバランスが崩れ盆栽業者は年々数を減らしています。
ここ10年で3割の業者が撤退し、
人口比率的にもこの先の10年はもっと増加すると考えています。
さらにコロナ期間に客足も遠のき、
直販売を主としていた業者は合わせて痛手を負っています。
盆栽業者が減ると言うことは、盆栽の露出する場、
体験する場が減ると言うことです。
伝統の継承と文化の存続を考えると、
盆栽業者を減らさず増やしていけるような新たな環境作りが必要です。
その為に盆栽Qでは、盆栽業者の「新しい利益の獲得」を提案していきます。
3つ目は、若手の支援です。
売上が減って行く業界にわざわざ参入しようとする人はなかなかいません。
盆栽園の継ぎ手不足も、業界が潤っていれば防げたかも知れません。
そんな中でも、盆栽を愛し邁進する若者たちを支援していきます。
「盆栽」この誇らしき伝統文化は衰退しています。
しかし、海外での盆栽への人気は日本とは逆に発展しています。
日本人のアートに対する意識の低さや、現代に対し盆栽が対応できていなかった事が原因なのかも知れません。
僕自身、「盆栽ってかっこいい!」と若い頃から思っていましたが、何年も触れる機会がなく始めるまでには至りませんでした。
未経験者の僕からみる盆栽のイメージは、「興味はあっても始めにくい」という印象でした。
それはメディアで目にした際に、伝統的な職人技や、専門用語を多用し、
技術や高価な値段を使い、盆栽自体の価値を高めるような紹介しかされていなかったからかも知れません。
新しく入ってくる人や文化を否定をしている人を見たからかも知れません。
他の趣味となるモノが、どんどん便利になる中で、盆栽が選択肢から外れてしまったのかも知れません。
ネットやスマホが普及され、本屋が無くなったり、レンタルビデオ屋やテレビが衰退しました。
どんな文化も必ず改革があり、衝突が起こり、そして発展していきます。
当サイトは盆栽の敷居をグググっと低くし、オープンな環境を作り盆栽の普及に努めていきたいと考えています。
新たな施策や志も、盆栽と同様に鉢が小さければ樹は大きく育ちません。
今は小さな鉢ですが、皆様と一緒に大きな木を創っていければと考えております。
2021.03