ミニ盆栽を始めよう!初心者におすすめ「もみじ」で作り方を実践紹介

盆栽は、若い人の中でも「始めやすい趣味」として注目されてきています。

しかし、「盆栽に興味があるけど何から手をつけていいのかわからない」という方は少なくありません。

実際に、盆栽初心者である私がそうでした。私の場合は、詳しい知識ももたないまま盆栽を購入し盆栽ライフを始めました。

ここでは、私のような盆栽初心者とミニ盆栽の始め方を一緒に学んでいきましょう。

ミニ盆栽とは?通常の盆栽と何が違う?

盆栽とミニ盆栽とは、一体何が違うのでしょうか。簡単に言えば、サイズの違いです。

ミニ盆栽の他にも「豆盆栽」「小品盆栽」など大きさによってさまざまな名称が存在します。

ただ、定義は明確には決まっていません。10センチ程度=ミニ盆栽、手の平に乗る超極小サイズ=豆盆栽、という認識が一般的と言えます。

盆栽の大きさが違うからといって、それぞれ管理のお手入れ方法に関して違いはありません。

意外に思うかもしれませんが、ミニ盆栽の方が通常の盆栽よりも育成難易度が高いということです。
鉢が小さい分、土が乾きやすいことが要因です。

これらの点に気をつけながらお手入れしていきましょう。

知識ゼロの盆栽初心者がミニ盆栽から始めた理由

盆栽知識ゼロの初心者である私がミニ盆栽を始めた理由は、3点あります。

ここでは、その理由を通して、ミニ盆栽の魅力についてまとめていきます。

①作り方がわからなくても始められるミニ盆栽

ミニ盆栽は、盆栽よりも購入しやすい価格帯のものがほとんどです。

いきなり本格的な盆栽から始めるのはメンタル面や経済的な面でのハードルが高いでしょう。

通常サイズの盆栽は価格が高い分、失敗したくないですよね。お手入れについての知識、道具の準備、スペースの確保など、さまざまなことを準備しなければなりません。

もちろんミニ盆栽もお手入れは必要です。しかし手頃に入手できるという点で、通常サイズの盆栽よりスタートしやすいはずです。

私の場合は、ホームセンターの花屋コーナーでミニ盆栽を見かけたときに「いいな」と感じてすぐに購入し、ただ水を上げるところから盆栽ライフをスタートしました。まずは始めてみることが大切だなと感じます。

②小さなスペースで育てることができる

ミニ盆栽は、庭やベランダのちょっとしたスペースなどコンパクトな場所で楽しむことができる点も魅力のひとつです。

盆栽だと、家の庭にドン!と大きく置くイメージがあるかもしれませんが、ミニ盆栽であれば一人暮らしのマンションのベランダでも楽しむことができます。

たまに室内にミニ盆栽を置いてあげるだけでも、立派なインテリアとして部屋を彩ってくれることでしょう。

③ささやかな自然で得られる癒し

人は元々、他の動物同様に大自然の中で生まれ育ってきた生き物です。自然と触れ合うことで、気持ちが落ち着いたり、安らぎを感じます。

盆栽はしっかりと管理をしなければ枯れてしまいます。水やりなどのお手入れは、盆栽との立派なコミュニケーションであり、触れ合いと言えます。

月日が経つにつれて、葉や幹も少しずつ変化していきます。その様子を眺めていると、我が子を育てているような気分になっていきます。

盆栽初心者と一緒に学ぼう!ミニ盆栽の作り方・作り方

ミニ盆栽を始めたい!」と思っても、何をしていいのかわからないという方がほとんどでしょう。

一番手軽に始められる方法は、「ミニ盆栽セット」を購入することです。

通販サイトなどで、鉢に植えられている状態のミニ盆栽が販売されています。値段も1000円台からあるので、「とりあえずミニ盆栽を手に入れて、やりながら覚えていきたい」という方にはぴったりでしょう。

実際のミニ盆栽の始め方、作り方は次の項目で「もみじ」を例にして、解説していきます。

ミニ盆栽を始めるために最低限必要な道具

 
さまざまな種類の中で、「仕立て鉢」は通気性が良いのでおすすめと教わりました。専用のもの以外でも、湯呑みやぐいのみでも対応は可能ですが底には必ず穴を開けなければなりません。

鉢底ネット
鉢穴から土がこぼれないように鉢底に敷くネットです。穴を覆う大きさでカットします。

針金
針穴に通し、鉢底ネットを固定するために使用します。

苗木
ここでは、もみじをおすすめします。


種類によって適切な種類はありますが、ここでは、もみじに合わせて「赤玉土」を用意しましょう。

ハサミ
専用のものがベストですが、最初は100均の園芸ハサミでもOKです。ただ、盆栽を始めるという点だけでいえば、樹木が成長してから購入でも遅くありません。

「もみじ」から始めよう!ミニ盆栽の作り方・始め方実践編

ミニ盆栽を始めるにあたって必要な道具が揃ったら、「どんな種類の苗木を選べばいいだろう?」という悩みがきっと立ちはだかります。

盆栽初心者の方向けに、こちらの動画がとても参考になります。まずはこの動画の内容通り「もみじ」から始めてみてはいかがでしょうか。鉢の作り方や植え替え方法が学べます。

もみじは、秋のイメージが強いと思いますが、冬には落葉しコケ順や枝ぶりを楽しんだり、春から秋にかけては可愛らしい緑の姿を見せたりと、一年を通じて楽しむことができる樹木です。

もみじは、枯れづらい植物でもありますのでミニ盆栽初心者には向いているの植物です。

ちなみに私は、お店で黒松のミニ盆栽に一目惚れをして購入しました。好きな盆栽があれば、それが一番です。

ミニ盆栽「もみじ」の作り方を実践!

①購入した鉢底に、針金を使ってネットを固定させます。
②苗木を鉢から取り出します。

 根本をしっかり持って、ビニールポットごと逆さまにして取り出しましょう
 植え替えは春がベスト。それ以外の時期は、根をなるべく崩さないようにします。
③赤玉土を底が隠れる程度、下に敷きます。
④鉢に苗木を植え込みます。
⑤完成!

苔は見栄えを良くしますが、苔を敷くことで水を弾いてしまったり、土がどれぐらい水を吸収しているかを確認しづらい点もあります。また、夏場は蒸発を防ぐ壁となって蒸れる可能性もあります。

最初は苔がない方が土の状態がわかりやすくて良いかもしれませんね。

ミニ盆栽「もみじ」を育てていくためのポイント

盆栽は、若い人の中でも「始めやすい趣味」として注目されてきています。

しかし、「盆栽に興味があるけど何から手をつけていいのかわからない」という方は少なくありません。

実際に、盆栽初心者である私がそうでした。私の場合は、詳しい知識ももたないまま盆栽を購入し始めました。

ここでは、私のような盆栽初心者とミニ盆栽の始め方を一緒に学んでいきましょう。

目次

ミニ盆栽とは?通常の盆栽と何が違う?
知識ゼロの盆栽初心者がミニ盆栽から始めた理由
盆栽初心者と一緒に学ぼう!ミニ盆栽の作り方・作り方
「もみじ」から始めよう!ミニ盆栽の作り方・始め方実践編
【まとめ】気軽にミニ盆栽を始めるためにまずは始めてみましょう!
ミニ盆栽とは?通常の盆栽と何が違う?

盆栽とミニ盆栽とは、一体何が違うのでしょうか。簡単に言えば、サイズの違いです。

ミニ盆栽の他にも「豆盆栽」「小品盆栽」など大きさによってさまざまな名称が存在します。

ただ、定義は明確には決まっていません。10センチ程度=ミニ盆栽、手の平に乗る超極小サイズ=豆盆栽、という認識が一般的と言えます。

盆栽の大きさが違うからといって、それぞれ管理のお手入れ方法に関して違いはありません。

意外に思うかもしれませんが、ミニ盆栽の方が通常の盆栽よりも育成難易度が高いということです。
鉢が小さい分、土が乾きやすいことが要因です。

これらの点に気をつけながらお手入れしていきましょう。

知識ゼロの盆栽初心者がミニ盆栽から始めた理由

盆栽知識ゼロの初心者である私がミニ盆栽を始めた理由は、3点あります。

ここでは、その理由を通して、ミニ盆栽の魅力についてまとめていきます。

①作り方がわからなくても始められるミニ盆栽

置き場所について
1週間は日陰に置くこと。その苗木の木が本来の場所で育っている環境を作ってあげることがベストですが、植え替えたばかりで根が弱っています。陽が強くない場所で水をあげながら管理しましょう。
少しずつ陽の光を浴びせていくようにしていけば、日光にも強い盆栽へと成長していきます。
夏はなるべく常に直射日光を当てないように、日陰で育てるようにしましょう。涼しくなっていくにあたって、もみじを陽の当たる場所へ出してあげると、素敵な色合いに移り変わっていくでしょう。

水やりについて
赤玉土の場合、乾くと土が白っぽく変わっていきます。そうなったら、底の穴から水が滴るまでたっぷりとあげてください。

肥料について
春や秋にあげるようにしましょう。時期になったら購入すればOKです。

【まとめ】気軽にミニ盆栽を始めるためにまずは始めてみましょう!

盆栽について興味をもっても、調べていく内に好奇心が薄れていってしまい、気づけば何もしなかった・・・というのはとてももったいないことです。

ミニ盆栽なら誰でも簡単に始められます。

今回は、もみじのミニ盆栽を例に紹介させていただきました。ぜひ一緒に、盆栽の世界を楽しんでいきましょう!

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