ヒノキ科の常緑針葉高木です。「松柏類」の松と同様、柏(ヒノキ)の中でも特に人気の高い樹種です。
真柏は丈夫な木なので、極端に曲げることや、自然の中で積雪や風により部分的に肌を露出した、神(ジン)、舎利(シャリ)を作ることができます。
自然界で起こりえる(不自然じゃないもの)を作ることが、作り手のセンスの見せ所です。
作業工程は彫刻刀などで削っていくのですが、その際「水吸い」を残すことで生かす樹の部分が決まります。
削った後、石灰硫黄合剤を塗ることで、ジンやシャリを白化させることができます。
真柏は挿し木で簡単に増やすことができます。
下記動画は、樹種は違いますが工程は同じですご参照ください。
挿し木3年後の真柏
挿し木をして3年が経ち、育った挿し木をどう仕立てていくか?という内容です。
同じ時期の挿し木でも、根上がりや、双幹、三幹、模様樹など様々な樹形に育っていきます。
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
真柏を取木した動画です。
6月という時期的なこともあり、葉透かし、芽摘み、取り木をこの動画で行っています。
取木の方法は他の木と同じです。詳しくは取木の動画を御覧ください。
取り木で増やそう!初心者でもできる取木の方法~ミニ盆栽にも○~
土の表面が乾いたらたっぷり与えてください。基本は1日は1回、夏場は2~3回を目安に与えてください。
月 | 作業 |
3-5月 | 植え替え、芽摘み |
9-11月 | 葉すかし、剪定 |
9-3月 | 針金掛け |