杜松(トショウ)盆栽の育て方まとめ【動画で学ぼう】

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杜松(トショウ)の特徴

ヒノキ科ビャクシン属の常緑樹、杜松は松柏盆栽の分類に入ります。

ネズ、ネズミサシ、ムロ、モロノキなどと呼ばれる事もあります。刺すように鋭い葉なのでネズミ除けに置かれたことが由来だそうです。

松と名に入っていますが、真柏に近い仲間で、真柏同様にジンシャリを作ることができ、挿し木でも増やすことが出来ます。

また杜松に真柏を接ぎ木することも可能です。黒松に五葉松を接ぎ木する要領です。



杜松の(トショウ)の育て方

杜松の(トショウ)の置き場所

暑さに強く寒さに弱いので、日当たりの良い場所で風通しのいい場所に置いてあげましょう。

冬はムロに入れて守ってあげると安心です。

杜松の(トショウ)の水やり

土の表面が乾いたらたっぷり与えてください。基本は1日は1回、夏場は2~3回を目安に与えてください。

冬の感想には注意しましょう。



杜松の(トショウ)の植え替え

杜松の植え替えは4月後半から6月頃です。

通常通りの植え替えの作業ですが、杜松は植え替えで調子を崩すことが多いです。動画によく出てくださる川崎先生も何度か枯らした経験があるそうです。

なので最低限の根の処理にしておいた方が良さそうです。また植え替え後は日陰などで養生してあげましょう。

杜松の(トショウ)の曲げる時期はいつ?

針金かけは真柏と違い、杜松は5月~9月頃です。

成長すると木が固くなるので厳しい曲げは枝が若い時期に作っておいたほうが良さそうです。

固くなってから曲げる場合はラファイアなどを巻き、枝が割れるのを防いであげたほうが良さそうです。

杜松の(トショウ)の芽摘み、古葉取り

5月から9月頃まで芽摘みと古葉取りの作業があります。

杜松は芽が吹きやすく、芽摘みをしないと葉が混んでしまい内側に風や光が行き渡らなくなります。

内側に葉が少なく枝が間延びしたような状態は見栄えが悪いのでちゃんと芽摘みをしてあげましょう。

先端などに吹いた芽を指などで摘んであげるのと、不要な箇所から芽が出たものを摘んであげます。

一箇所からたくさん芽が出ている際は2芽残しておきます。



杜松の(トショウ)のジンシャリ

真柏同様、彫刻刀などで削り込むのですが、杜松のシャリは荒々しい印象です。

かっこいいです

かっこいいので画像だけ貼っておきます笑

ユニコーンガンダムのデストロイモードみたいでカッコいいですね。



杜松(トショウ)の葉性

杜松は種類によって葉の形状がかなり違います。

固くて刺さるものもあれば、柔らかい葉もあります。短い葉や長い葉もあります。

持っているもので比較画像を作りましたが、よくわからないです笑

ソナレは杜松と同じくヒノキ科ビャクシン属です。大体一緒ですね。ソナレの語源は磯馴れなので自生する場所が違うのでしょうか。(詳しい方教えて下さい)

他にも紫杜松などはよく見かけますが、葉が長いので小品盆栽好きの僕としては、高嶺や八房のほうが好みでした。

杜松の(トショウ)の動画

初めての杜松の動画です。

個人的に好きな樹種なので再生リストも作ったのでこれからも杜松の動画は作っていこうと思います。

挿し木でも沢山刺しましたし、これからの成長も追記していこうと思います!

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