盆栽の中でも1.2を争う人気の五葉松。八ツ房種のミニ盆栽でもよく目にします。
丈夫で初心者にも育てやすいが、奥が深い。簡単だけど難しい樹種です。
高地に自生する常緑樹です。
厳しい寒さにも耐えるため、初心者にも育てやすい樹です。
名前の通り、葉が5つに分かれています。他の松に比べ短い葉性が特徴です。
取り木や接ぎ木も可能で、他の種類の松に接いで作られているものもよく見ることがあります。
五葉松は高山性で涼しい場所を好みます。
暑さにも強いですが、夏場などは半日陰のような涼しい場所に移動してあげましょう。
葉が密集している木は風の通る場所を選びましょう。
五葉松は、乾き気味がいいとされています。
水はけの良い土を使うなど調整することもできます。
基本は1日は1回、夏場は2回を目安に与えてください。
月 | 作業 |
3-5月 | 植え替え、芽摘み |
9-11月 | 葉すかし、剪定 |
9-3月 | 針金掛け |
コチラは五葉松の芽摘みの動画です。
撮影時期は4月の初旬です。暖かくなってくると葉先から芽が伸びてくるので芽摘みをします。
目的としては、芽を2つにすること、葉を短くすることです。
まずは芽を2つ残し詰んでいきます。
この時残す芽をを左右か出すために、3つ芽があるのであれば真ん中を摘みます。
2つ残したあと、残した芽を半分にかきます。
芽を半分にかく理由は、葉を短くする目的があります。
赤松や黒松の場合は枝が間延びしないようにすることが理由なので、五葉松とは目的が異なるそうです。
ただ植え替えるだけでなく、石付にして作ったミニ盆栽です。
動画では石用の接着剤を使っていますが、鉢と接着しないのであれば針金だけでもつけることはできます。
アレンジ次第でより雄大な自然の樹形を再現できるかもしれません。
松柏類の針金掛けに特化した動画です。
基本的な針金のかけ方を教えていただいてます。
こちらの動画は手元のアップで分かりやすい作業をたっぷりと収録した動画となっています。
他には松柏はなぜアルミ線じゃなく銅線なのか?といった内容となっています。
安く購入した五葉松を仕立てることで、価値を上げようといった内容の動画です。
こちらも剪定と針金掛けによって仕立てて行くのですが、昼間さんのウィットでファニーなトークをお楽しみください笑