趣味がないと悩む大人へ。盆栽をはじめよう。お家でできるインドア趣味!

「休日やることがなく退屈…何か趣味が欲しい!」

「簡単に始められて、家でできる趣味がいい!」

1人休日などでこんな事を思った経験はありませんか?

この記事では、趣味として「盆栽」をお勧めしていきます。

盆栽と聞いて良いイメージを持った方も、そうでない方も盆栽の魅力を知って持て余した時間を有効活用するために、ぜひ参考にしてください。



盆栽とは

盆栽を同じ植物を育てる趣味と比較した場合、大きく違う点は雄大な自然を鉢の中に作り出すということです。

この木は高山性の樹木なので厳しく作る。遠近感を作るためにこの枝を残す。小品サイズで大木感を作る…などなど。

木の特性や環境を知り、鉢の中に自然を作るという独特な表現があります。

なので盆栽を見る際は、自分が小人になったつもりで見上げるように見ると、違った表情を見せてくれます。

もしかしたら園芸よりアクアリウムやプラモデルに近いのかもしれません。それが理由か男性が多いんですよね。

ですが女性が楽しめるような盆栽もたくさんあります、花物や実物、草物もかわいいです。

趣味が続かない理由

インドア系の趣味もたくさんあります。映画鑑賞だったり、ゲームや読書などなど…。

自粛期間もありたくさんの物に興味を持ち、チャレンジした方も多いのではないでしょうか。

どうでしょうか?続きましたかその趣味?

恐らくほとんどの方が新しい趣味を探し、やめていきます。

新しいことにチャレンジする際に最大の壁となるのは「習慣化できるかどうか」です。

人は習慣の奴隷であるという言葉がありますが、いつものルーティーンに新しい事を追加する作業はストレスがかかります。逆に習慣化してしまえばやらないことがストレスになるわけです。

では「習慣化できる趣味」として盆栽の魅力をお勧めさせていただきます。

趣味としての盆栽の魅力

盆栽は毎日水をあげなければいけません。夏場に水やりを怠れば1発で枯れてしまいます!(ちゃんと対策はあります)

なので半強制的に毎朝水をあげています。そして時期によっての剪定などの作業もあり、手をかけなければ枯れなくとも理想の樹形は作れないです。

毎朝の水やり、時期によっての作業などがあると聞き、面倒くさいなと思った方は大間違いです。

盆栽を趣味にしている者にとって、
毎日の水やりは気持ちよく1日をスタートさせる新しいルーティーンに。時期によっての作業は、早くその時期になってほしいと待ち遠しいものです。



盆栽を趣味にするメリット

  • 規則正しい生活習慣になる
  • 四季を感じ喜びを得られる
  • 庭やお部屋を彩ることができる
  • 一生遊べる

人間の体は、何万年も前から夜寝て朝起きる体に作られています。

ここ最近の数百年で夜更かしをするようになったわけですから、体に支障が出るのは当たり前です

盆栽は毎朝水をあげます。毎朝数十分早く起き、ベランダや庭にでて朝日を浴びながら水をあげます。盆栽をやっていれば自然と規則正しい生活習慣に近づくという人は非常に多いです。

また、昨日出てなかった芽が出ることに喜びを感じ、四季の移り変わりに魅せる様々な表情に心を動かされます。

理想に近づけるよう手を加え、何年も何十年もかけて育てていきます。

木は人間よりも長生きです。何年育てても完成することはなく、いつだって完成形でもあります。

植物としての盆栽のメリット

リラックス作用

植物を見ると、精神安定に働きかける「アルファ派」が増えます。筋肉の緊張がほぐれて、血圧・心拍数が減少することで、心身のリラックス効果があるといわれています。

目の疲労軽減

緑色は、網膜が感じる負担が少なく、視覚の疲労緩和に効果が高いとされ、目の疲労軽減作用があるといわれています。スマホばっか見てないで盆栽みましょう。

森林浴効果

植物はどの植物も樹木などが発散する化学物質「フィトンチッド」という香り成分を放出しており、清浄な空気に浸って精神的安らぎを得ることができます。

人間からみた植物は、とても相性が良いという事ですね。

趣味が盆栽、費用はどのくらい?お金がかかる?

では盆栽を始めようと考えた場合、気になるところはやっぱり「お金」です。

以前、予算別の盆栽の始め方の記事を書いたので、お時間あるときにご覧ください。

>>盆栽の始め方とは?予算別の始め方徹底解説

結論から言えば、お金は全然かけなくても楽しめます。なんなら0円でもできるのが盆栽です。

TVなので高額の木が取り上げられることがありますが、一般的にはそんな木買うことはありませんし、樹齢何百年の木の値段なんて「言い値」です。

お金はかけずにできますが、なんでもいいので植物用の鋏だけは買っておきましょう。



盆栽を趣味にするならまず何から始める?

盆栽を始める際は、まずは好きな木を探しましょう。

松、真柏、紅葉、欅、桜、梅、皐月などなど沢山の木があります。その樹種によって年間の作業が微妙に異なります。でもそんなの全部覚えきれません。(少なくとも僕には)

なのでまずはお気に入り樹種を探し、その木から始めていくのがいいと思います。

お近くに盆栽園があれば盆栽園へ、無ければホームセンターやネットショップへ。意外とお勧めなのはヤフオクなどのオークションです。

安価なものでしたらネットでもいいですが、高価なものの場合は実際に見てから購入することをお勧めします。

好きな木をゲットしたら100円ショップでいいので園芸用ハサミを買いましょう。ついでにラジオペンチやニッパーもあると便利です。

あとはジョウロです。100均でもいいですが、水が細かく出るのが土がこぼれなくて使いやすいです。(うちは700円のプラスチックジョウロです。)

用意ができたら毎日お水をあげて、時期が来たら作業をし、理想の樹形に近づける。

ハイこれであなたの趣味は盆栽です。

余談ですが、盆栽は「おじいちゃん趣味」のイメージ通り高齢者が多いです。

「定年前に盆栽始めようかな」という方々を中心として高齢者が多いのですが、それとは別で始めたら木が育ち続けるわけですから止めることができないというのも盆栽愛好家に高齢者が多い理由です。

継続しやすい趣味であり、大半の愛好家たちは、「もっと早く始めておけばよかった…」と思っています。(僕ですら思います)

若いうちに盆栽を始めるメリットはとても多いです。盆栽は日常の中の変化を楽しみ、何十年先の未来を想う趣味です。若くなければ中々1から木は作り込めません。

少しでも興味のもっていただいた方は、ぜひ最初の一歩を踏み出していただきたいです。

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